マタハラが辛い
妊娠を報告した後、上司から傷つくことを言われたり退職を促されたりしていませんか?
壮絶なマタハラを受けた!という訳ではなくても
何かモヤモヤする・・・。
働きづらいな・・・。
と感じることもあるでしょう。
私は2度の妊娠・出産を経験しました。
当時はそこまで気にしていなかった言葉でも、今思えば「あれってマタハラだったのでは・・・?」と考えることがいくつかあります。
この記事では私が「もしかしてマタハラ?」と感じた言動を解説していきます。
思い返すとマタハラ?上司、同僚の言動
妊娠中に言われてモヤモヤしたことや、ストレスに感じたことをひとつずつ解説していきます。
同僚「いつまでいるの?」
1人目妊娠時パートで働いていた時に同僚(30代女性)に言われました。
パートでも産休育休の実績がある会社だったので
「産休をいただこうと思っています」とお伝えすると驚いた表情をしていました。
まず私が考えたのは、その同僚が産休制度の事をよく理解していなかったという可能性です。
例えばパートは産休を取らずに辞めるもの・・・と思っていたら
「いつまでいるの?」と聞いてきても悪気は無い場合もありますよね。
違う担当部署の方で特に仲が良いわけでもなかったので、どのような考えで「いつまでいるの?」と言っていたかはわかりません。
しかしストレートに「いつまでいるの?」ではなく「産休は取れるの?」「体調は大丈夫?」と聞いてくれたら
この人優しい!と好印象だったのに・・・と少し残念に感じました。
言い方ひとつで人の印象も変わってしまいますよね。
上司「戻ってきた後に人事がどうなるかわからない」
2人目妊娠時契約社員として働いていた時、直属の上司(40代後半男性)に言われました。
産休・育休実績のない会社だったので「人事がどうなるかわからない」と素直に思ったのでしょう。
実際私も復帰した後、自分の席があるのかどうかわかりませんでした。
ただ直属の上司の発言だったので、「どうなるかわからない」ではなく「どうにか席があるようにするね」
だったら信頼度も増していたのに・・・と残念な気持ちになりました。
役員「一度辞めて、席があれば再雇用はどう?」
2人目妊娠時契約社員として働いていた時、 役員(50代男性)に言われました。
特に悪気はなく思いつきで話している印象でした。
一度辞めてしまうと保育園の入園審査にも影響が出てしまいますし、手当ももらえないのです
そうなんだ
辞めさせたくて言っているのではなく、産休制度や保育園入園についての知識が無くわからないから聞いている・・・
という印象でしたね。
私が楽観的なだけで、本当は辞めさせたいと思っていたのかもしれませんが(笑)
なので「一度辞めて・・・」の発言でその場で傷ついた!とはならなかったです。
しかし後から思い返してみて、あれってマタハラだったのではと考えるようになりました。
捉える人によってはとても傷ついてしまう発言ですよね。
妊娠中の方や子供がいて働いているママへ「辞めて」発言はあってはならないことです。
度重なる面談で何度も同じことを聞かれる
2人目妊娠時契約社員として働いていた時の経験です。
役員との面談が計3回あり、すべての面談で育休明けの勤務体系について希望を聞かれました。
私は時短勤務(6時間)を希望していたので1回目の面談でお伝えしたのですが2回目、3回目の面談でも同じ質問をされました。
役員側としては気持ちが変わっていないか気遣って同じ質問をしていた可能性もありますが、私としては何度も同じ質問をされるのが苦痛でした。
私の回答に納得がいかなくて何度も同じ質問しているのかな?
1度で終わらない面談もマタハラ行動になるのではないでしょうか。
事実私が一番ダメージを受けたのは3回の面談でした。
同じ質問に同じ回答を何度もしなければいけないこと、それに時間を奪われることに疲れていました。
産休前の面談は1回にして、変更があったら知らせるという決まりにするのがお互いストレス無く仕事ができます。
ただ、役員との面談を1回で済ませてください。とは自分からは言えないですよね。
仲の良い同僚に話(愚痴)を聞いてもらいストレス発散をしていました。
味方になってくれる先輩のおかげで2人目の産休・育休を無事取得
2人目の妊娠がわかった時、産休・育休の実績のない会社に勤めていたため退職を伝えました。
しかし、1人の女性社員の方に「産休・育休制度があるのだから使った方が良い」と進めてもらい取得できることに。
産休を取る事に不安があった私に優しく声を掛けてくれたのです。
産休・育休中に社員のみんなに迷惑を掛けてしまいますし、復帰後に席が無いかもしれません
1人分の業務をどうするのか考えるのは会社。心配する必要はない!
めちゃくちゃかっこいい!!
本当に良くしてもらいとても感謝しています。
上司や役員からのマタハラがあっても、その女性社員の方がいてくれたからスルーできたのが大きいですね。
味方になってくれる人がいるのは働く上でとても重要な事。
産休・育休を取得する時にこれまで以上に実感しました。
今後産休・育休に悩む後輩ができた時に同じように優しい言葉を掛けられる人になりたいです。
マタハラ相談窓口のご案内
私が経験したのはスルーできるくらいの軽いマタハラでした。
辞めさせられることは無かったですし、壮絶なマタハラ発言をされたわけでもありません。
しかし世の中にはひどいマタハラを受けている人がたくさんいますよね。
職場で相談窓口がなくお困りの方は各地区の労働局雇用環境・均等部(室)で窓口を設置していますので問い合わせてみましょう。
よくある質問を紹介しているサイトはこちら
まとめ
今回は私が受けたマタハラ言動について解説してきました。
ネットで見るような壮絶なマタハラを受けたわけではないですが
何かモヤモヤする・・・。働きづらいな・・・。
と感じることが多々ありました。
ただ、職場に1人でも味方になってくれる人がいると心強いですよね。
味方になってくれる人がいることでマタハラ発言もスルーでき、妊娠期間を乗り越えられることも多いです。
もし、職場に相談できる人がいなく相談窓口も無い場合は労働局に問い合わせる方法もあります。
マタハラかどうかの判断がつかない場合は母性健康管理に関するQ&Aを確認してみましょう。
一人で悩まずまずは誰かに相談してみてくださいね。
妊娠期間をストレスなく過ごせますように。
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