育休中や育休明けに退職を考えているけど、実際できるの?
と不安になりますよね。
結論から言うと、退職できます。
産休前は復帰する気満々だったのに、子どもが生まれて考えが変わった。
というママは、実は多いです。
この記事では産休を2度経験し、育休明け3か月で退職した私が、退職を伝える際注意するべき点と、転職のベストタイミングについて解説します。
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今の仕事と子育ての両立が難しい
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子育てに理解ある会社に、転職したい
- 育休明けに退職したい
- 転職活動のベストタイミングが知りたい
- 育休手当や失業手当はどうなるのか知りたい
- どのくらいの人が出産を機に退職しているのかわかる
- 円満退職のコツがわかる
それではどうぞ!
育休明けに退職できる
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育休明けに退職することは法律的にも問題ない
育休明けに退職しても問題ありません。
実際、私も育休明け3か月で退職しました。
ただ、育休を取った身としては退職すると言い出しづらかったですね。
復帰を待っていてくれた人には、申し訳ない気持ちでした。
もしあなたが、理想とする生活を今の職場では叶えられないと判断したのなら、勇気をもって退職を伝えましょう。
今までの感謝の気持ちと、誠意をもって退職理由を説明したら、納得してくれるはずですよ。
あなたの退職を残念に思う人もいると思うので、伝える際も気遣いを忘れないようにしましょうね。
出産を機に離職する人の割合
平成30年11月に内閣府男女共同参画局から出された、出産・育児と女性の就業状況についての資料によると、第1子出産前後での退職した方は46.9%、第2子出産前後での退職でも21.9%でした。
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引用:平成30年11月 内閣府男女共同参画局
「第1子出産前後の女性の継続就業率」及び出産・育児と女性の就業状況について
備考:国立社会保障・人口問題研究所「第15回出生動向基本調査(夫婦調査)」(2016年)
内閣府の資料からも出産を機に、ライフスタイルの変化を求めるママは想像以上に多いことがわかります。
子育てとの両立を考えて、パートにしたいという人もいれば、教育費を稼ぐためにフルタイムにしたい!という人もいるでしょう。
子どもが生まれて状況や気持ちの変化があった際は、転職を視野に入れるのは当たり前のことです。
今後の生活のためにも、自信を持って行動したいですね。
転職活動のタイミング
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転職を考えている場合、転職活動のベストタイミングはいつなのでしょう。
ひとつずつ、メリット・デメリットを解説しますね。
育休中
メリット
・有給休暇が減らない
・手当が出ているので金銭面で安心
デメリット
・子どもの預け先が確保されていない
・企業からいいイメージを持たれない
・保育園が決まらない可能性がある
育休中にも転職活動した経験がありますが、なかなか厳しかったです。
まず書類選考で落とされるパターンも多かったですね。
また、育休中に転職したら保育園の内定にも響くと聞いたのでそれも不安でしたね。
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育休中に転職したら、保育園の内定が取り消しになる場合もあるから気を付けて!
復帰後
メリット
・保育園が決まっている
・収入があるため金銭面で安心
・面接での心証が良い
デメリット
・仕事・子育てとの両立に加え、転職活動しなければいけないのが大変
・面接が決まったら仕事を休まなければいけない
復帰後、少し落ち着いてから転職活動するのはおすすめです。
仕事・子育てと忙しい中、転職活動するのは大変ですが、一番のメリットは金銭面です。
収入が確保されているのは、心の余裕も生まれます。
また、保育園も決まっていて一度復帰しているので、面接でも心証は良いと思いますよ。
転職活動するのでしたら、復帰後の少し落ち着いてからがおすすめです。
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やることいっぱい!無理せずにあなたのペースで活動しましょう
退職後
メリット
・子どもを保育園に預け、面接に行ける
・応募書類を書く時間に、余裕がある
デメリット
・就職先が決まらないと焦る
・一定期間決まらなかったら、保育園を退園しなければならない
・収入がない
退職後数か月は、求職期間中でも子どもを保育園に預けられます。
応募書類の作成や面接等、子どもを預けながら活動できるので余裕を持って取り組めますよね。
ただ、収入がないまま就職活動するのは、早く決めなければという焦りもでてきます。
退職後に就職活動する方は、ある程度貯金をしておいた方が安心ですね。
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時間に余裕はあるけど、金銭面で心配ね
ベストは復帰後
金銭面での不安なく、転職活動できるのは大きなメリットです。
また、求職期間が長くて保育園が退園になるという心配もありません。
子育て、仕事に加え就活となると大変かとは思いますが、金銭面や保育園退園の心配なく活動できるのでおすすめです。
育休手当・失業手当について
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育休手当
育児休業開始時点で退職が予定されている場合を除き、育児休業期間中に退職した場合は、その支給単位期間以降、支給対象となりませんが、それまで受給した育児休業給付を返金する必要はありません。
復帰後すぐ退職になったとしても育休中に支給された手当を返金する必要はありません。
失業手当
失業手当は、条件を満たせば受給されます。
- 雇用保険に加入している
- 辞める前、2年間のうち1年間加入している(賃金支払基礎日数が11日以上ある月を1カ月として算出)
手当は、退職前の6か月の給与が基準となります。
例えば育休明け3か月以内で退職した場合は、育休明け3か月と産休前の3か月分の給与を基準とします。
育休明けに、時短勤務で働いた場合は受け取れる失業手当が、少なくなる可能性もあるということですね。
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育休中に退職した方が、失業給付は多くもらえる場合もある
ただ、復帰を待っていてくれる人もいるかと思うので、一度は職場復帰するのが理想ですね。
育休明けに退職したい理由・伝え方
平成30年11月内閣府男女共同参画の資料によると、第一子の妊娠・出産を機に仕事をやめた理由では、「子育てをしながら仕事を続けるのは大変だったから」が52.3%で最も高く、「子育てに専念したかったから」、「自分の体や胎児を大事にしたいと考えたから」が続いている。
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引用:平成30年11月 内閣府男女共同参画局
一番は、仕事と子育ての両立に対する不安が多いことがわかりますね。
半分以上の方が、「子育てをしながら仕事を続けるのが大変」と答えています。
このアンケートを見ると、子育てとの両立で悩んでいるのは、自分だけじゃないのだなと思いますよね。
子ども中心の生活に変化して、今までと同じようには出来ないと考えるママは多いということです。
ただ、両立が大変だからという理由で、退職を伝えるのはどうなのだろう?
という方は、退職理由と伝え方の記事を書いたので参考にしてください。
- 育休をもらったこと、復帰させてもらえたことへの感謝を伝える
- 働き方を変えて、どうなっていきたいのか伝える
- 建前はOK。嘘はNG。
この3点に気を付ければ、私のように育休明け3か月でも円満退社できますよ。
まとめ
- 育休明けに退職できる
- 転職活動のベストタイミングは復帰後
- 伝え方に気を付ければ、円満退職可能
育休復帰後の退職はモラルが無いという人もいます。
復帰後辞めるなら、育休取らなきゃよかったのに。
育休の間、穴埋めが大変だった。
という言葉を投げかけてくる人もいるかもしれません。
でも、育休は誰もが取得できる制度です。
ネガティブなことを言ってくる人に対しては、あまり気にしすぎず
まずは育休を取得させてもらったこと、復帰させてもらえたことへの感謝を伝えましょう。
そして、今までの経験を活かして、次のステージでも頑張りたい!
と言えれば、きっと納得してもらえますよ。
あなたの人生が、これまで以上に良くなるようステップアップしていきましょう。
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